おしっこと採血から分かること

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慢性腎臓病(CKD)に注意!

慢性腎臓病(CKD)とは、腎臓が少しずつ悪くなってきている状態です。
CKDの原因には、腎臓そのものの病気がきっかけになっている場合と、糖尿病などの生活習慣病が腎臓を刺激して起きている場合があります。
腎臓の検査を受けて、「たんぱく尿が出ている」または「eGFRが60mL/分/1.73m²未満」という結果が3ヵ月以上続いている場合、慢性腎臓病(CKD)と診断されます。

出典:エビデンスに基づくCKD診療ガイドライン 2018

慢性腎臓病(CKD)

CKDの患者さんは多く、成人の8人に1人はCKDであると考えられています。

8人に1人

CKDは、初期の自覚症状が少ないため、気がつかないうちに進んでしまいます。
糖尿病や高血圧などの生活習慣病の方は、CKDの進行が早いと言われています。
CKDの進み具合は、尿検査や血液検査、腎臓の組織を観察する「腎生検」などの検査で調べられます。

参考資料:
エビデンスに基づくCKD診療ガイドライン 2018
図説 わが国の慢性透析療法の現況2016年12月31日現在
CKD診療ガイド2012
エビデンスに基づくCKD診療ガイドライン 2013
監修:成田 一衛 先生

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