用語集(五十音順)
あ行
アルブミン【あるぶみん】
血液中に含まれるたんぱく質の一つです。血管内に水分を溜めたり、栄養素や薬剤を輸送したりします。肝臓で合成されるため、肝臓の働きの指標でもあります。
正常値は3.8~5.2g/dLです。
【正常値よりも高い場合】脱水など
【正常値よりも低い場合】ネフローゼ症候群、肝臓病、慢性の炎症、栄養失調など
出典:今日の臨床検査2017-2018
アルブミン尿【あるぶみんにょう】
血液中のアルブミンが尿中に出ている状態です。
出ているアルブミンの量によって、糖尿病性腎臓病の進行の程度を判断します。
エリスロポエチン【えりすろぽえちん】
腎臓から分泌されるホルモンの一つです。赤血球を増やすよう、骨髄に働きかける役割を持ちます。
血液中の酸素が少なくなると、腎臓はエリスロポエチンを分泌し、赤血球を作るよう促します。
エリスロポエチン製剤【えりすろぽえちんせいざい】
腎性貧血の治療に使う薬です。
病院で定期的に注射します。
炎症【えんしょう】
細菌などの異物を取り除く免疫反応の一つです。
赤くなる、熱をおびる、腫れる、痛むといった症状が現れます。
炎症が起きている間、その組織は正常に働くことができなくなっています。
参考資料:
今日の臨床検査2017-2018
監修:成田 一衛 先生