患者さんが利用できる制度

2020年5月22日時点

どんな支援制度があるの?

医療費の自己負担額を下げる制度

医療費の自己負担額を下げる制度には、次のものがあります。

対象となる患者さんの条件や、制度を利用した時に実際に支払う金額などは、自治体や健康保険組合によって違っています。詳しい内容は、各制度の窓口に必ず確認しましょう。

制度 対象 支援の内容 窓口
高額療養費制度 健康保険に入っている方 1ヵ月の間に病院などに払ったお金が一定の金額をこえた場合、支払ったお金の一部が戻ってきます。 加入している健康保険の窓口
自立支援医療
(更生医療)
身体障害者手帳をお持ちの方 腎臓病の治療にかかる医療費の自己負担額が下がります。 お住まいの地域(住民票がある)の福祉担当係など
重度心身障害者医療費助成制度 身体障害者手帳の等級がおおむね1~3級程度の方※1 腎臓病以外に、風邪などの治療にかかる医療費の自己負担額が下がります。 お住まいの地域(住民票がある)の福祉担当係など
特定疾病療養受療証 透析を受けている方 1ヵ月に1~2万円で透析が受けられるようになることがあります。 加入している健康保険の窓口
指定難病患者への医療受給者証 IgA腎症、ループス腎炎、多発性嚢胞腎など、難病※2の患者さんで、一定以上病気が進んでいる方 難病の治療にかかる医療費の自己負担額が下がります※3 主治医に相談しましょう。

※1 対象となる身体障害者手帳の等級の目安は都道府県・市区町村ごとに違っています。

※2 「難病」とは、治療法が完全に決まっておらず、治療が長く続いてしまう病気のことです。

※3 決められた医療機関を受診した時に限られます。

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