腎臓のおしごと
腎臓の役割
1.尿を作る
腎臓は血液中から、体に「必要なもの」と「不要なもの」を分別しています。
腎臓がうまく働かないと・・・
尿が泡立つ(たんぱく尿)
たんぱく質など、本来なら糸球体のフィルターを通り抜けられないものが尿として排出されてしまいます。たんぱく質が大量に含まれている尿は便器の中でよく泡立ちます。
ただし、尿の泡立ちはたんぱく尿以外の原因(成分)でも起こることがあります。
もし尿が泡立っていたら、その時の様子を主治医によく話してください。
赤っぽい尿が出る(尿潜血)
赤血球など、本来なら糸球体のフィルターを通り抜けられないものが尿として排出されてしまいます。尿に混じる赤血球の量が多くなると、目で見て分かるような赤っぽい尿や、コーラのような茶色い尿が出ます。
尿がにおう
体の中に入り込んだ異物や、余分なものを外に出すことができなくなります。出してすぐの尿からツンとしたにおいがしたり、甘いにおいがしたりします。