腎臓にまつわる病気
感染症と腎臓
細菌による感染症は腎臓や膀胱にも起こることがあります。
腎臓や膀胱など、尿路に起きる感染症を「尿路感染症」と呼びます。
また、ウイルス感染による感染症が腎臓に影響を与えることもあります。
尿路感染症
細菌が尿路に入り込み、増えてしまった状態です。
何らかの原因で尿が尿管、膀胱、腎臓へ逆流すると、細菌が尿の流れに乗って入りこんでしまいます。
尿が逆流する原因は、妊娠や結石などで尿路が圧迫されたり、長い時間尿を我慢したりするなど、さまざまです。
腎盂腎炎
腎臓と尿管の間の「腎盂」に細菌が入り込み、増えてしまった状態です。
高い熱と背中の痛みなどの症状が現れます。
肝炎と腎臓
肝臓はとても大きく、内部を流れる血液の量も多い臓器です。
ウイルス感染などで肝炎が起きると血流が悪くなり、腎臓へも影響を与え始めます。