腎臓にまつわる病気
生活習慣病と腎臓
かたよった食生活や運動不足などが続くと「高血圧」「糖尿病」「痛風」「貧血」などの生活習慣病が起こりやすくなります。
これらの病気が進むと腎臓に影響を与えたり、逆に、腎臓病が病気のきっかけになったりすることがあります。
腎臓病にならないために、どのようなことに気をつけたらよいのでしょうか。
高血圧と腎臓
「高血圧」というと心臓病や脳卒中などになりやすいイメージですが、実は腎臓病を引き起こす原因でもあります。
それらの病気が引き起こされる原因は、高血圧によって血管の内側に異常が起きるためです。
糖尿病と腎臓
「糖尿病」は、腎臓病を引き起こし、透析を始めるきっかけ第一位の病気です。
糖尿病が進むと、腎臓は血液をうまくろ過できなくなり、少しずつ傷ついていってしまいます。
痛風と腎臓
「痛風」というと足の指先が腫れてひどく痛むイメージがありますが、放っておくと、炎症を起こしたり、結石を作ったりして、腎臓を傷つけてしまう病気です。
貧血と腎臓
「貧血」というと若い女性に多いイメージですが、腎臓病をきっかけに起きる貧血（腎性貧血）もあります。
腎性貧血は腎臓病の進行に伴って少しずつ進むため、体が貧血に慣れてしまい、症状を自覚しにくい貧血です。
