ホーム > 腎臓にまつわる病気 > 感染症と腎臓:尿路感染症
腎臓から尿の出口までを「尿路」と言います。尿路感染症は尿路に細菌が入りこみ、体の中で増えてしまった状態です。
膀胱で起きる尿路感染症を「膀胱炎」と言います。膀胱炎には、尿をしている時に痛む、尿が出きっていない感じがする(残尿感)、尿の回数が多いなどの症状があります。膀胱炎の症状が現れたら、水分を多めにとって尿を多く出したり、抗生剤を使ったりして、早目に細菌を外に出すことが大切です。放っておくと、細菌が尿管を伝って腎臓にさかのぼり、「腎盂腎炎」を起こすことがあります。